三浦観光モデルコース 日帰りプラン電車・バス
電車&バスで行く三崎・城ヶ島定番日帰り旅
三崎マグロなどの鮮魚や冷凍のおみやげを買いたくなるはずですので、三崎港を旅の後半に訪れるようにしています。もし三崎港でのおみやげ購入にこだわりがなければ、コースを反対側からたどって、城ヶ島を午後に訪れるようにしたほうが時間的な余裕は持てます。
通年
6時間30分
三崎口駅
三崎口駅
・みさきまぐろきっぷ
・三浦半島1DAYきっぷ ※利用する飲食店などを自分で選びたい場合
神奈川県立城ヶ島公園は、三浦半島最南端の三崎のさらに南に浮かぶ城ヶ島にある公園です。島のおよそ東半分を占めていて、海に囲まれた豊かな自然環境を見られるのが特徴です。
安房埼灯台が建つ公園突端の展望台からは、雄大な太平洋を見渡す大パノラマを楽しめます。その風光明媚な環境から、城ヶ島は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星(「寄り道する価値がある」という評価)を獲得しています。
また、城ヶ島公園は「かながわの花の名所50選」に選ばれている水仙や、園内各所で見られるあじさいなどの、花の名所でもあります。
三浦半島最南端に浮かぶ城ヶ島は、ウミウの越冬地として知られています。毎年11月ごろから翌年4月ごろにかけて、約2,000羽が渡来します。
ウミウは、人間が近づくことのできない海辺の断崖絶壁の場所などに生息地をつくります。ウミウ展望台はその生息地を遠望できる場所にあります。
ただし、かなり距離がありますので、双眼鏡やカメラの望遠レンズなどを持参することをおすすめします。
馬の背洞門は、城ヶ島南岸にある、岩場に大きな穴がくり抜かれた景勝地です。長い年月をかけて波や雨風による浸食でできたもので、一般にこのような穴は海蝕洞穴と呼ばれています。
馬の背洞門という名前は、洞穴の上部が馬の背のような形状をしていることに由来しています。その独特な形状から、城ヶ島を代表する絶景のフォトスポットとして人気があります。
城ヶ島灯台は、城ヶ島の西端に建つ、白亜の灯台です。1870年(明治3年)に、日本で5番目の洋式灯台として初点灯しました。現在の建物は、関東大震災後に再建された、二代目です。
京急バスの終点「城ヶ島」や城ヶ島西側駐車場から城ヶ島灯台の間は、城ヶ島灯台商店街があり、飲食店やお土産物屋、民宿が建ち並ぶ、城ヶ島では一番の繁華街です。
次の目的地の三崎港周辺のほうがより選択肢が多いですが、もし城ヶ島でランチのタイミングになるようでしたら、城ヶ島灯台商店街でお店を探しましょう。(県立城ヶ島公園がある島の東側には、ほとんど飲食店がありません)
城ヶ島から三崎港までの移動は、バスの他に渡し船を使う方法もあります。城ヶ島からうらりへの直行便は1時間に1本程度(日中)ですので、事前に時刻を調べておくと良いでしょう。
三崎港周辺には、三崎下町商店街を中心にマグロ料理の飲食店が建ち並んでいます。ランチはこのタイミングでとれるように計画すると良いでしょう。
午後は、食の神様を祀る海南神社など、三崎港周辺を散策して楽しんでください。海南神社には源頼朝も訪れていて、頼朝お手植えと伝わる2本の大銀杏が残っています。
三崎港周辺の商店街は、昭和レトロな町並みが残っていて、歩いてまわるだけでも楽しめます。
旅の最後はまたうらりマルシェや三崎港周辺のショップに立ち寄って、ぜひ、おみやげを見てみてください。